冬になると、乾燥や寒さによるあかぎれに悩まされる人が増えてきます。あかぎれは、肌の表面の角質層が破れて炎症を起こす症状です。痛みや痒み、赤みなどの症状が現れ、ひどい場合は出血や化膿することもあります。
あかぎれの原因
あかぎれの原因は、大きく分けて以下の3つです。
乾燥
冬の乾燥した空気や、入浴後の湯冷めによる乾燥によって、肌の水分が奪われ、角質層が弱くなります。
摩擦
洗濯や掃除などの作業、手袋や靴下などの摩擦によって、肌が傷つき、角質層が破れます。
外部刺激
寒さや冷たい水、洗剤や石鹸などの刺激によって、肌が乾燥したり、炎症を起こしたりして、角質層が破れます。
あかぎれの対策
あかぎれを予防するためには、以下の対策が有効です。
保湿
入浴後や洗顔後は、すぐに保湿クリームやローションなどで肌を保湿しましょう。また、室内の湿度を保つために、加湿器を使用するのもおすすめです。
摩擦を避ける
洗濯や掃除などの作業をするときは、手袋やガーゼなどを着用して、肌への摩擦を避けましょう。また、手袋や靴下は、肌に合ったものを選びましょう。
外部刺激を避ける
寒いときは、防寒対策をしっかりして、肌を冷やさないようにしましょう。また、洗剤や石鹸は、肌への刺激が少ないものを使いましょう。
あかぎれの対処法
あかぎれができてしまったら、以下の対処法で炎症を抑えましょう。
保湿
あかぎれ部分を保湿クリームやローションなどでしっかりと保湿しましょう。
冷やし、清潔にする
あかぎれ部分を冷やし、清潔に保つことで、炎症を抑えることができます。
薬を塗る
症状がひどい場合は、市販の薬や、医師の処方した薬を塗って、炎症を抑えましょう。